ブログって何？ブログが収入になるってどういうこと？

と思う方もいらっしゃると思います。

『はじめに』のページでもざっくりとご紹介しましたが、ここでは、もうちょっと詳しく説明していきますね。

ブログって何？

ブログは、もともと『Weblog（ウェブログ）』の略で、『インターネット上の記録』というのが語源になっています。

ホームページと違って、ページが簡単に投稿できるようなつくりになっていて、日々記録したい日記などに使われていました。（今でも日記として利用している人も多いです）

20年ほど前から、アメブロやライブドアブログなどの、もっと簡単に使えて、見栄えも良いブログサービスが始まって、無料で使えることから、手軽に始める人が増えました。

利用する人が増えるにつれて、最初は日記として使われていたブログも、誰かにとって役立つことを書いて情報提供するようなブログも増えてきたんです。

すると、上図の真ん中の画像のように、検索結果が表示されると思いますが、赤線で囲った検索結果は全部『ブログ』です。

そのうちのひとつ、一番上の検索結果をクリックすると、右側の画像のようなページが開きました。その赤枠の中の部分がブログ記事になります。

個人だけじゃなくて企業もブログを使ってるの？

先ほどの画像を見て気づかれた方もいらっしゃると思いますが、検索結果をクリックして表示されたのは、教育業界の某大手企業のブログです。

と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

『使い方の違い』というのは、ブログが『収入につなげる』か『収入を生み出す』かの違いです。まず、『収入につなげる』ブログの具体例を見ていきましょう。

収入につなげるブログとは

例えば、中学生のお子さんがいて、下記のような悩みを持っているママさんがいたとします。

• 主要5教科の定期テストの点数が徐々に下がってきている。
• 思春期真っ只中で、親の言うことを聞かない。
• このままだと高校受験のときに苦労しそうな気がする。
• 塾を検討したいけど、どうやって選べばいいのかわからない。

このような悩みに対して、「数学　中学2年生　勉強方法」で検索したり、「思春期　子供　接し方」で検索したり、「中学生　塾　いつから」・「中学生　塾　選び方」で検索したりなど、さまざまな情報を探すのではないでしょうか。

そして、検索上位に表示された記事を読むと、「なるほど、たしかに」と思ったり、「これを参考にしよう」と思ったりして、いつも参考になるなぁと感じていたとします。そんなとき、

と気づいたら、A塾の印象は良くなって、子どもを通わせる塾の候補になると思いませんか？

A塾は、人の役に立つ情報をブログで発信することで、直接話さなくても信頼感を得て、本当の目的である『塾に入ってもらう』ことができるのです。教育業界大手企業も、ブログでお役立ち情報を発信して、信頼感を得ることで、「やっぱりあの企業はさすが！あの企業が提供している知育教材が良さそう」などと思ってもらえるのです。

ブログ自体が収入にならなくても、ブログが収入につながるんですね。

このように、収入につなげるブログを書いているのは、企業でも個人でも『自分のサービスを提供している』人になります。『収入をつなげる先がある』人ということです。

このプチ・グランヴィで説明するブログの作り方は、『収入を生み出す』ブログのことです。

収入を生み出すブログとは

ブログが収入を生み出す方法として、ここで説明していくのは、ざっくり言うと『広告収入』です。

簡単におしゃれなブログが作れるようになって、ブログを使う人が多くなると、検索サイトでの検索結果にも個人の書いたブログが上位表示されるようになりました。

「たくさんの人がブログを見るなら、そのブログに広告を貼ってもらったらいいね」と企業が思うようになるのも納得ではないでしょうか。

企業は、テレビCMや新聞広告などよりも安価で宣伝してもらえて、ブログに広告を貼った人は成果に応じて広告収入を得るというwin-winな関係ができたのです。

いえ、そんなことはないんです。難しくないと感じてもらえるように、もう少し具体的に説明していきますね。

ブログで収入を得る方法って？

ブログに広告を貼るというと、「広告を貼ってほしい企業を自分で探したり、営業したりしなきゃなの？」と身構えてしまうかもしれませんが、そんなことはまったくありません。誰ともしゃべることなく、1から10までできます。

どういうことかというと…

インターネット広告会社とも顔を合わせたり、話したりすることなく、広告会社への登録から広告を貼るまで、インターネット上で完結してしまうのです。

広告には種類があって、「この製品がすごくいいから、紹介したい！」と紹介するパターン（アフィリエイト）と、ブログを読む人の趣味・嗜好などに合わせて自動で選ばれた広告が紹介されるパターン（Googleアドセンス）があります。

アフィリエイトとは

アフィリエイトとGoogleアドセンスの広告の違いは、『自分で広告内容を選べるかどうか』です。

アフィリエイトは、ブログに貼る広告の内容を自分で選べることができるものです。「実際に使ってみて、おすすめポイントもわかるし、同じように悩む人に教えてあげたい！」と思うようなものなどを、ブログで紹介するのです。

たとえば、在宅ワークしていて、冬の寒さ対策に買った暖房グッズがすごくよかったとします。

上図のように、寒い冬をエアコンなしで乗り切った経験も加えて、『ちゃんとしっかり温かい』『エアコンなしだから頭がぼーっとしない』『エアコンを使うより電気代が安い』ということをメリットに記事を書いて実際に購入した商品をご案内したブログを書いたとします。

この記事を読んで、「これいいな」って思ってくれた人が、この記事の商品紹介リンクをクリックして、実際に商品を購入したら、広告会社が設定している紹介料がもらえる仕組みです。

では、Googleアドセンスというのは、どういうものでしょう。

Googleアドセンスとは

Googleアドセンスは、ブログ内に広告スペースを用意し、そこにGoogleの選ぶ”読者の趣味・嗜好に応じた広告”が表示されるものになります。なので、書いた記事の内容とは、いっさい関係のない広告が表示されることが多いです。

たとえば、上図では、確定申告やe-Taxの記事なのに、表示される広告は『コーチング』に関する広告です。

これは、この記事の中に広告スペースを作って、Googleから指定された広告コードを貼っておくと、このように記事を読んでいる人の今までの検索履歴から導き出された読者が興味を持ちそうな広告が表示されるのです。

この読者は、この記事を読む前にコーチングについて検索をしていたので、コーチングに関連した広告が表示されたのですね。

そして、これらの広告が多く表示されたり、クリックされたりすることで、Googleから広告料をもらえるのです。

アフィリエイトとGoogleアドセンスは、どちらかしか選べないわけではなく、両方とも同じブログに設置できます。

今までやったことがないことだと、収入になるイメージってつかないですよね。実際はどうなのでしょう？

ブログで収入って本当に実現できる？

なぜかというと、おすすめする商品の記事を書いてアフィリエイトリンクを貼ったとしても、文章がイマイチだと想いや良さが伝わらなくて、その商品の購入にまでいかなかったり、そもそも検索でブログ自体が見つけてもらえない可能性もあります。

また、Googleアドセンスは、記事の内容をどれだけがんばっても、記事と広告の関係性がないので、どちらかというとより多くの人に読んでもらうことを意識しないと収入につながりにくいです。でも、多くの人に見てもらうために、やっぱり人の興味を惹く、良い記事を書く必要もあります。

もともと書くことを仕事にしていた人なら、収入につながるのも早いかもしれませんが、記事を書くことに慣れなければだし、ブログを見つけてもらえるようにすることも必要です。

それは、ひとつひとつは難しいことではありませんが、時間はかかってしまうことが多いんですね。人の興味を惹く記事が書けるようになるのも、Googleの検索上位に表示されるような対策も…。

なので、『ラクラク稼げる』ものではないのです。

さらに、『はじめに』でも書きましたが、記事の内容によっては、一度書いたらメンテナンスしなくても、ずっと広告収入を生み出し続けるものもあります。

それは、半年で月収5千円、一年後に月収3万円をめざすイメージです。

「それだけ？」と思うかもしれません。でも、子育て中の女性の自宅での隙間時間を考えると、これくらいが現実的な進め方だと思います。

もちろん、毎日記事を書いて、日々、対策も学んで…となったら、もっと早くにその金額を達成することは可能です。でも、初めに無理をしてしまうと、続かない可能性が高いです。しっかり継続していくには、これくらいのペースのイメージをしておいたほうがいいです。

そして、慣れてきて、お子さんの成長にも応じて、ブログにかける時間などを調整して、どんどん収入を広げていきましょう！

この『プチ・グランヴィ』では、そんなブログの作り方・書き方などをご紹介していきます。まずは、一緒にブログを作ってみることから始めませんか？

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